『KOBE六甲全山縦走大会』に向けて
友人の誘いで、今年の11月13日、3年ぶりに開催される『KOBE六甲全山縦走大会』に参加することになりました!
須磨浦公園からゴールの宝塚を目指す、全長56km(公称)にも及ぶロングトレイル。大体14〜15時間歩くことになります。登る高さは、なんと富士山の5合目から頂上の約2倍。お、恐ろしすぎて想像できない…。
参加が決まった8月中旬から今日まで、週1〜3回、約10〜15kmのランニング修行を続けてきましたが、そろそろ暑さも和らいできたのでいざ登山修行開始!
大会当日までにどこまで鍛えることができるのか!?
ダイヤモンドトレール
今回歩くダイヤモンドトレール、通称ダイトレは、奈良県にある屯鶴峯を起点とし、二上山、岩橋山、大和葛城山、金剛山、岩湧山、槇尾山を結ぶ全長約45kmに及ぶ関西屈指のロングトレイルコースです。
もちろん1日で走破するのは無理なので、コースを3分割してそれぞれ別日に歩いて踏破します。
ダイトレの起点『屯鶴峯』よりスタート!
早朝6時に近鉄の関屋駅に到着。ダイトレの起点、屯鶴峯まで歩きます。
約30分程で屯鶴峯に到着。ここに来るのも久々。

せっかくなので奈良のカッパドキアを見に少し寄ってみました。独り占めです。
6時35分、ダイトレ1日目スタート!行くぞ!!!
国道をさらに5分程進み、ダイトレ北入口へ。
蜘蛛の巣がたくさんあったので、この日はどうやら一番乗りっぽい。
今回の頼もしい味方、初めてトレッキングポールを買っちゃいました。
僕は登山では写真をたくさん撮影するから両手は空けていたかったけど、今回ばかりは頼れるものには頼ろうかと思います。
コース中にはこのようなダイヤモンドトレールの石柱が立てられています。
やっぱり鉄塔は撮っちゃうよね。
木々の隙間からさす太陽の光が美しい。
景色が開けました。大阪方面かな?
二上山のダイトレ石板。
展望台?
この日のお供のカメラは、ミラーレス一眼のOM-D E-M5 Mark lll。
二上山登山口まで下山。ここから竹内峠までは国道沿いを歩きます。
平石峠の石板。
いまさら石柱の上部が、ダイヤモンドカットになっていることに気づく。
階段辛い。
岩橋山の山頂と石板。全然意識してなかったけど、この石板ってコース上に全部で17枚あるみたいです。
どうせならコンプリートしたかったけど、もうすでにいくつか見落としてるみたい…汗。
ここから大和葛城山へはとんでもなく急な階段地獄が続いてかなりキツかったですね。
11時5分、大和葛城山に到着。白樺食堂の外のベンチに座っておにぎりを補給。
山頂はダイトレコースとは関係ないし、とにかく疲労困憊だったのでスルー。写真を撮る余裕もなし。
水越峠目指して下ります。
12時10分 今回のゴール地点、水越峠に到着。
次回はこのゲートから金剛山へ向かいますが、今回はまだまだ時間もあるし、修行も兼ねて少し進んでみましょう。
ペットボトルに金剛の水を補給。自然の恵みありがとう。
ここでUターン。1時間歩きました。いや〜いい修行になったなぁ…。
………いや、正直に白状します。
実は当初の予定では、今回金剛山を登って伏見峠まで下山し、次回伏見峠からゴールの槇尾山まで踏破する計画。つまり本当は3分割ではなく2分割の計画でした。
金剛山のふもとまで進んだものの限界を迎え、途中リタイアしたということになります。
幸先不安すぎる…汗。
というわけで急遽水越峠からバスで帰ることになりましたが、まだまだバスがこなそうなので、20分程歩いて次の葛城登山口バス停へ。
日差しを遮るものがない炎天下の中、1時間20分待ちました…汗。
今回の活動データ
iPhoneのアプリ『YAMAP』で計測した活動データです。(屯鶴峯〜葛城登山口バス停)
こういった登山GPSアプリを使うのは初めてでしたが、時間や距離、ポイント地点の通過時間の正確な計測はもちろん、リアルタイムでコースに軌跡が表示されるので、めちゃくちゃ便利でした。今後も活用させてもらおう。
ちなみに『ヤマレコ』もダウンロードしてて、どちらを使うか迷ったけど、『YAMAP』の方が使い勝手が洗練されている印象だったのでこちらにしました。
最後に
翌日とんでもない筋肉痛に襲われ、一週間程普通に歩けませんでした。
六甲全山縦走に向けて始まった修行。本番当日を迎えるのが「ワックワクすっぞ〜!」と言いたいところですが、正直「おっそろしくてよ、ガタガタしてらあ…」
この距離で限界を迎えたのに、本番はこれの2倍以上!?ウソだろ?
こんなの界王拳も元気玉もないのにサイヤ人を迎え討つようなもの、ネイルと融合していないのにフリーザ第二形態に勝負を挑むようなものです。
現段階で本番踏破できる可能性は34%ぐらいか。まぁ確実に途中リタイアするでしょうね。
もちろんここからどんどん修行を重ねて、踏破の可能性をあげていきます!
次回は、今回ゴールした水越峠から紀見峠まで歩きます。
つづく。
