ベックマンの紹介
2013年1月に購入した、レッドウィングのベックマン 9016 シガーです。
ベックマンは“ワーク”と“ドレス”の中間に位置づけられているので、ワークブーツとしてごりごりカジュアルに履くもよし!ドレスシューズとしてキレイめに履くもよし!
つまりカジュアルな服装にも、キレイ目の服装にも合わせれるので、一足あると本当に重宝しますね。僕も普段のお出かけにはもちろんの事、ツーリングの時にはいつもこいつを履いていきます。
それでは購入から2年経過したエイジングを見てみましょう
うん、味が出ていい感じ!って言いたいところですが、かなり汚いですね…
最近あまりケアしていませんでした。
特に甲の部分の傷がひどい。(僕の持ってる革靴は大体ここに傷がつきます。なんでだろ…)
もちろん傷も味の一つではありますが、見栄えが悪いのはやっぱりいけません。
というわけで今回はお手入れの様子もレポートしたいと思います。
ホコリ・汚れ落とし
まずは馬毛ブラシで全体をブラッシングしホコリを落とします。靴紐も外し隅々まで念入りに。
次にエムモゥブレィのステインリムーバーをウェスに含ませ、表面を優しく拭いていきます。
これは表面に付着した汚れと、今まで塗りこんだクリームを除去するためです。つまり新しい化粧をする前に一度すっぴん状態に戻します。
こんな感じでマットな状態になります。
ははっ!こいつすっぴん見られて照れてやんの(笑)バーロー、素顔のお前も良いっつぅーの///
補色
今回はじめて甲の傷の部分を補色したいと思います。
用意したのはエムモゥブレィのシュークリームジャー(レッドマホガニー)とペネトレイトブラシ
です。
クリームで潤いと栄養を与える
補色したクリームが乾燥したらウェスを使ってエムモゥブレィのアニリンカーフクリームを全体に塗りこんでいきます。コバの部分にも使ってみました。
そして最後はブラシを使って全体をブラッシング。
「綺麗だよ。」「あまりケアしてあげられなくてごめんね。」「これからもずっと一緒だよ。」と愛情の言葉をかけながら優しく丁寧に磨いていきます。一気に浮かび上がってくる光沢。くぅ〜気持ちいい〜!
ミッション完遂!見事に復活しました!
写真では甲の補色した部分が若干黒っぽく見えますが、実際ではほとんどわかりません。レッドマホガニーより合うクリームはきっとあると思いますがなんとか許容範囲内ですね。
いや〜見違えましたね。
よく“靴の手入れに正解はない”と言われる通り、手入れと一言にいってもその方法や頻度も様々です。
僕は今回は傷の部分に補色を行いましたが基本的にはそのままの自然な色合いを大事にしながら適度な光沢感を出すといった方向性でエイジングしていこうと思います。良かったら参考にしてみてください。
最後に
こうやってずっとケアを続けて行き、爺さんになった時にもこいつを履けていたら嬉しいですね。まずは10年を目指します!


