登山

今年で開山1300年を向かえる日本三名山 白山に登ってきた 前編

憧れの霊峰白山へ

憧れだった白山に単独行で登ってきました!

白山は石川県白山市と岐阜県大野郡白川村にまたがる標高2,702mの山で、富士山、立山とならぶ日本三名山の一つであり、また日本百名山、新日本百名山、花の百名山及び新・花の百名山に選定されています。

そして今年で開山1300年を向かえるという、古くから信仰の対象とされてきた歴史ある霊峰なのです。

 

白山ベストガイド(http://www.kagahakusan.jp/index.html)さんから引用

 

登山計画

今回の計画は、

1日目:別当出合→砂防新道→南竜道→南竜ヶ馬場野営場でテント設営。昼食をとり、トンビ岩コース→室堂センター→エコーライン→南竜ヶ馬場野営場で夕食。就寝。

2日目:夜中に起きて星の撮影→テントを撤収し、展望歩道→アルプス展望台からご来光撮影→室堂センターで荷物をおいて→御前峰(頂上)→お池めぐりコース→室堂センター→観光新道→別当出合。

といった感じになります。

今回何と言っても初めてのテント泊登山!そう、ついに登山用のテント、モンベルのステラリッジ1型を買っちゃいました!

約4万円ちょっとと自分には勿体無いかなとずっと買い渋ってたんですが、山小屋で一泊すると大体1万円ぐらいかかるので、そう考えるとむしろ安いし、すぐに元を取れそうです。

それに山小屋だと消灯時間がありますが、夜中に星を撮影したい自分としてはやっぱりテントの方が合ってると思います。

今までイエローのウェアやギアは敬遠してたんですが、このテントが暗闇に中でまるで月のように美しく光る写真をネットかなんかで見た時、即決でこの色に決めました。

そしてもう一つの目玉は、知る人ぞ知る取手付きアルミ製飯ごう、メスティン

こいつを使い、山の上で炊きたてホクホクのご飯をいただきます!くぅ〜楽しみ!!!

下ろしたてのメスティンの縁はバリが多く危ないので、#400&と#1200の紙やすりを使ってバリ取りをしました。はっきり言ってそんなもん企業側で済ませて販売しろよと思ったんですが、こうして一手間加えることで愛着が湧くもんですね。

あとはお米の研ぎ汁を使ってシーズニング(目止め)も済ませています。

 

登山開始!

大阪の自宅を22時前に出発し、約4時間かけて別当出合駐車場へ。そこには車の中からでもわかるぐらい満天の星空が広がっていました。この日の夜の撮影が楽しみ〜

なれない車中泊のためか全く寝付けず…。6時半頃に出発予定でしたが寝れそうにないので、少し早めの5時45分に出発。

この日は平日でしたがそれでもすでに多くの車が止めてありました。

 

この日も翌日も晴れの予定でしたが、シトシトと小雨が降っています…。天気予報を確認すると両日とも雨マークに変わっていました。嘘だろ…

嘘だと言ってくれぇぇー!!!

この日のために何ヶ月も前から準備して、ピンポイントで天候が良さげな平日に有給取って来たのに…涙

純粋に山登りが好きなんじゃなくて、ただ山登りの清々しい写真が撮りたいだけの僕としては本気で帰ろうかとも考えたんですが、流石にこんな遠くまで来たのにこのまま帰るわけには行きません。

標高が上の方ではきっと晴れ間が見れると信じてとりあえず出発します。

 

砂防新道の吊橋を渡ります。

 

いきなりの渋滞。平日なのにどうなってんだ。流石人気の白山です。

 

6時30分 中飯場に到着。

 

雨の中、防塵防滴のOM-Dはすごく便利で頼もしいですね。そろそろPEN-Fに浮気も考えたんですが、やっぱり登山やツーリングのお供はOM-D一択です。

 

8時 甚之助避難小屋に到着。ここで休憩を取りながらこの先どうするか考えます。

天気予報を確認すると、翌日はやっぱり朝から雨とのこと。このままだと星もご来光もみれず、雨の中テントを撤収し、雨の中山頂に向かうという糞つまらないただの地獄が待っています。

というわけで急遽計画変更。この日にこのまま山頂に向かい、この日の内に下山することにしました。

この決断をもう少し早く下すことが出来ていれば、テントやシェラフを車の中に置いてかなり荷物を軽くできたんですが…まぁ11月に控えた大阪マラソンの修行と思うことにしました。

その昔世界を救った少年も、ある仙人のもとすごく重い亀の甲羅を背負って山頂にあるお寺まで牛乳配達をして鍛錬を重ねたという。それなら自分も白山の山頂に届けてみせる!この汗と涙を!

 

お花も増えてきました。

 

登山靴と比べてもらったら分かる通り、めちゃくちゃ大きなカタツムリ!今まで見た中で一番でかい。

 

幻想的。こう見れば雨の登山も悪くないかも…いや、やっぱり青空がいい!

 

道が川のようになっています。

 

お坊さん?達。

 

超神水で潜在能力を引き出す…じゃなかった、延命水で水分補給。

 

5キロのツーリング用テントを背負って挑んだ熊野古道中辺路トレッキングのようなでたらめな重さではないにせよ、いつもの登山より2キロ重たく、ほとんど睡眠をとれなかったのもあってかなりしんどいです。

重さでリュックの肩紐が肩に食い込んで痛い…

 

黒ボコ岩

 

弥陀ヶ原。青空だと絶景だったろうなぁ。

 

雪渓。ここでようやく青空が顔を出しました。俄然テンションアップ!

 

9時30分 室堂センターに到着。

つづく

 

コチラの記事もどうぞ

今年で開山1300年を向かえる日本三名山 白山に登ってきた 後編

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