奇岩群・奇勝、屯鶴峯(どんづるぼう)
奈良県香芝市にある奇岩群・奇勝、屯鶴峯(どんづるぼう)に行ってきました。
国道703号線を太子方面へ進むと入り口があります。
少し手前に車を数台止めれる駐車場と公衆トイレがあります。
階段を登りきるとそこには…
そびえ立つ白い岩山!
あっちも
こっちも
白い奇岩だらけの不思議な光景が一面に広がっています。さながらトルコのカッパドキアです。
ここ屯鶴峯は二上山の火山活動により火山岩屑が沈積し、その後の隆起によって凝灰岩が露出し、1500万年間の風化・浸食を経て奇岩群となった標高約150mの岩山で県天然記念物に指定されてます。
また第二次世界大戦中に造られた防空壕があることでも知られています。
こちらは5年前の5月に撮影した写真です。晴天の日にはこのような青と白の見事なコントラストを楽しむことができ、家族や友人同士が多く訪れる人気のスポットでも有ります。密かに心霊スポットとして知られているとか…
この日は黄砂で空が霞んでいて残念…。
夕暮れ近くということもあり、僕の他には小さい子どもを連れた一組の家族だけでした。
その家族も入口周辺で景色を楽しんだ後にすぐ帰っていったので、この広大な白い世界を独り占めです。
一息つける東屋
奥へ進むには、なんの柵もない急で滑りやすい岩肌を下る必要があるので結構危険ですね。
自然って本当にすごいなぁ。
まさに自然が作り出す芸術ですね。
風化が進んで砂化した場所も多く滑りやすいです。
汗ダラダラ。結構キツイです。
向こうの方にも行ってみましょう。
見事な絶壁。
断層がくっきりと見れます。
ここを登るのは流石に無理! ここらで引き返します。
最後に
5年ぶりに訪れた屯鶴峯。青と空のコントラストは拝めませんでしたが、この景色を独り占め出来たのがよかったです。
前は電車で行ったので結構家から遠いイメージだったんですが、バイクだと約30分ととても近かったのが発覚したので、またちょいちょい訪れてみようと思います。
みなさんもぜひ一度、自然が織りなす“奈良のカッパドキア”に訪れてみてはいかがでしょうか。