前回はダイヤモンドトレール縦走路を3分割して、水越峠〜紀見峠を歩きました。

約1週間後の今回は、ついにダイヤモンドトレール完全踏破するため、紀見峠から最終地点の槇尾山を目指します。
ダイヤモンドトレール『紀見峠』からスタート!
8時、前回ゴールした紀見峠からスタート。
この日は有給をとって平日。前日の雨で少し地面がぬかるんでいます。気をつけていこう。
いきなり階段。
そこに書くんだ…
ボ谷ノ池。
ちなみに今回はトレッキングポールを1本で使ってみました。2本は両手が塞がるからこちらの方が合ってるかも。
カメラは前回に引き続き、コンデジのRX100です。
岩湧山三合目。
根古峰。
先程の根古峰の案内板を少し過ぎた道で、ふと横を見るとたまたまダイトレの石板を発見!
危うく見逃すところだったわ。もっと目立つところに置いてくれよ。
水場。
五ツ辻。
10時、岩湧山の山頂に到着。
ダイトレの石板。
大阪方面。
この岩湧山は関西屈指のススキの名所として人気の山です。
僕も以前、2016年に一度登ったことがあります。

あの時は山頂での天気がイマイチだったけど、今回は青空が見れてよかった。
またあの時はとにかく人が多くて、登りも行列に巻き込まれてうまく進めないし、山頂広場も大勢でごった返してたけど、この日は数人程度。
平日最高!平日最高!!!
岩湧山にススキを見に来る際は、ぜひとも平日をオススメします。
山頂広場で少し休憩して再スタート。
倒壊ダイヤモンドトレール
振り返ると絶景。
滝畑を目指します。
ちなみに6年前に岩湧山に登った時はこの滝畑から登って、紀見峠へ下山しました。
川のように水が流れる橋。
11時20分、滝畑登山口に到着。ここからしばらく市街地を歩きます。
しまった!滝畑のダイトレの石板も見逃してる…
放置されていた廃車。最高。
普通の民家と民家の間にあるこの階段を進みます。
そして山道へ。
最初この細い道が目に入らなくて、ちょうど洗濯物を干していた民家の方に教えてもらいました。
これまでのルートに比べると一気に秘境っぽい感じですね。
ここからゴールの槇尾山までの間、遭遇した人はたったの一人。しかもダイトレのルートに限ると僕一人でした。
いくつか川を渡ります。
ボテ峠。
番屋峠。
紫色をした禍々しくも美しいキノコを発見。
登山してると色んなキノコを見かけるけど、こえは初めて見たかもしれない。
帰って調べると、おそらくムラサキシメジという名前で食べられるとのこと。絶対毒キノコかと思った。
追分け。
所々にこれまでのルートにはなかった朽ちた石垣。やっぱりこれまでと雰囲気が全く違う。
この少し寂しい雰囲気が好きだな。
12時30分、3分割ではありますが、ついにダイヤモンドトレール完全踏破達成しました!
施福寺。
ここでダイトレを踏破した記念に、ピンバッジや手ぬぐいが売ってたら買いたかったけど、そういったグッズは一切置いてなくてガッカリ。
…置けよ。
施福寺のマスコット猫、福ちゃん。
お腹を出してきたのでいっぱい撫でてやりました。すごく人懐っこかったです。
に、逃げてー!
こちらの右側の石段から15分程歩くとふもとに到着しました。
そこから南海のバス停までシャトルバスがあり、平日はたったの5便しかないのですが、なんと発車5分前に到着。これはツイてる!
ただ、最寄りの南海のバス停までは徒歩だと1時間もかからないようだし、鍛錬を積むためにあえて乗らずに歩くことにしました。
謎の展望台より。
ベンチでくつろぐカマキリ。
この写真が撮れただけでも歩いたかいがあったわ。
45分程歩いて槇尾山口バス停に到着。ここでもバスが来る5分前に到着。
これを逃せば次の便を40分近く待つところだったからツイてた。
今回の活動データ
iPhoneのアプリ『YAMAP』で計測した活動データです。(紀見峠〜槇尾山)
最後に
今回も前回と同様、距離が短かったので比較的楽でした。翌日の筋肉痛もほぼなし。
これなら3分割じゃなく2分割でもいけそうですね。
ダイトレの石板をほとんど発見できなかったことが心残りだし、ロングトレイルの楽しさに気づいたので、今後もちょくちょく歩くと思います。そしていつかテント泊にも挑戦したいですね。
本番の六甲全山縦走大会は、今回3分割して歩いたのと同じような距離を1日で歩きます。改めて恐ろしい大会ですね…。現段階で六甲全山縦走大会を踏破できる可能性は50%ぐらいかな。まだまだリタイアする未来が頭をよぎる…
ただ修行はまだまだ始まったばかり。というわけで来週は実際に六甲全山縦走路を歩きます!
つづく。