標高2,763m、日本二百名山及び新日本百名山に選定されている、燕岳(つばくろだけ)にソロで登ってきました!
燕岳は白い花崗岩の山肌がとても美しく、『北アルプスの女王』とも呼ばれており、危険箇所もなくて登りやすく、初心者でも楽しめる大人気の山です。
今回はその燕岳でテント泊します。去年の白山登山で使いそびれたステラリッジ1型をようやく使う日が来ました。

中房温泉口→燕山荘でテント泊→中房温泉口のピストンコースです。
準備
今回は電車移動なので、登山口に駐車した車の中に不要な荷物を置いていくという事が出来ず、また山上で一泊するため前泊した宿に預かってもらうわけにもいきません。
電車移動中の衣類やスニーカー、暇つぶし用のiPad等の山では必要ない物は、当日穂高駅のロッカーに預けることにしましたが、それでもいつもより荷物が多く、40Lのザックはパンパン。
ザックの重量を極力減らすためクッカー等の調理器具は持参せず、食事は基本的に燕山荘という山小屋で済ませることにしました。
中房温泉口(燕岳登山口)
5時50分、穂高駅から早朝5時発のバスに揺られ、中房温泉登山口までやってきましたがすでに驚くほど大勢の登山客でにぎわっていました。さすが大人気の山。
特に女子トイレの行列の長さはやばかったですね。
結構早い到着だと思ってたんだけど、自家用車やタクシー組には勝てないか…。
ここでふと「テント泊のスペースを確保出来るか?」と心配に。なんでもピークの日なんかは昼前ですでにいっぱいになってしまうそうなのです。
急いで登らなきゃ!
というわけで6時、登山スタート!
渋滞した登山道を進み、6時30分、第一ベンチに到着。
富士見ベンチまではノンストップで登ります!
6時30分、第二ベンチ通過。
7時、第三ベンチ通過。
7時30分、富士見ベンチに到着。ここでザックを下ろして休憩。
名前の通り富士山が見えました!
8時、スイカが名物の合戦小屋に到着。
翌日の下山時に食べる予定でしたが、周りの客が美味しそうに食べてるのを見て我慢できませんでした。
めちゃくちゃ甘くて美味しかったです!
結局翌日に通ったときは朝早すぎてまだ開店してなかったので、この時食べといて正解でした。
広がる雲海。
こんな高い場所にトンボの大群が。
槍ヶ岳が見えました。尖ってますね〜。
尾根歩き。
気持ちいい〜。
燕山荘が見えました。もう少し!
鎖場。
もうすぐそこ!
9時10分、燕山荘に到着!
高いとこまで来たもんだ。とりあえず真っ先にテントの受付へ向かいます。
スペースはまだ選べる程余裕があり、入り口から景色を楽しめるいいスペースを確保出来ました。
ステラリッジ1型の設営は今回が初めてだったので少し手間取りましたが、慣れればかなり簡単そうです。
省スペースですが一人だとこれで十分です。
ちなみに10時30分頃でこの状態。丘の向こう側にもスペースが広がっていますが、出来ることなら午前中に到着しといた方が無難ですね。
というわけで無事にテントを設営できたので、燕山荘で昼食をとったあと燕岳の山頂を目指します!
北アルプスの女王 燕岳(中房温泉口〜燕山荘ピストン)に登ってきた 中編につづく

