今回は以前にも作ったガス缶(OD缶)用レザーカバーの改良版を製作したいと思います。

改良点は若干長かった胴回りのパーツの高さを少し短くし、その分上部のパーツを大きくしました。あと上部の穴を少し小さくすることにしました。
今回使用する革は、レザークラフトフェニックスさんで新たに購入したアリゾナ リスシオの半裁革を使います。
天然のシボが特徴の『アリゾナ』のシボなし、無染色バージョンです。無染色なので革本来の表情がとても美しく、しなやかで優しい手触りが最高です!いい買い物したわ〜。
この革でまずはミニショルダーバッグ、L字財布、キーケースなんかを製作する予定です。
ガス缶(OD缶)用レザーカバー改の製作開始!
型紙から革のパーツを切り出しました。
目打ちで付けた跡に沿って、菱目打ち(5mmピッチ)で縫い穴を空けていきます。
縫い穴を空け終わりました。
実物のOD缶に胴回りパーツを巻き付け、白色のロウ引き麻糸で縫っていきます。
前回同様、クロスステッチを使います。
第一段階は完了。
続いて上部のパーツもクロスステッチで縫い合わせていきます。
あれっ?最後の最後で縫い穴の数が合わない…ま、まさか…
あちゃー!穴を1つ抜かしてしまった!ま、自分で使うやつだからいっか!
ガス缶(OD缶)用レザーカバー改完成!
完成ー!
OD缶から取り外した様子。
改良前との比較
前回作ったカバーと比較してみましょう。
胴回りの高さを短くしたことで上部のアールが強調され丸みが増し、以前よりバランスのいいシルエットになったんじゃないでしょうか。
うん、狙い通りやな。
ガス缶(OD缶)用レザーカバー改の型紙公開
A4原寸でプリントアウトして使って下さい
あくまで初心者が作った物で完璧な型紙ではありません。ご注意下さい。
最後に
前回のOD缶用レザーカバーの記事は検索で訪れる人が結構いて、意外にも需要が高いみたいです。
もし当ブログの型紙を使用するなら、今回作ったこちらの改良版の方をオススメします。