携帯用の靴べらをオシャレにカスタム
今回は既製品の靴べらを革で覆い新たにレザーシューホーンを作ります。芯を使うという今まで手を出していなかったタイプの作業です。

自宅で毎日使ってる靴べらは革で覆うには長すぎるし、通勤用の鞄に入れている携帯用の靴べらは逆に小さすぎて使いにくかったので、新たに芯となる靴べらを購入してきました。
レザークラフト製作用の靴べらもありますが、今回は100円ショップのセリアで安く済ませました。左は携帯用で右は自宅用です。
今回の記事ではまず携帯用の靴べらを作ります。
携帯用レザーシューホーン製作開始

革は黒のヌメシュリンクレザーの端切れを使います。

表面全体にボンドを塗布します。

革としっかりと接着します。

再びボンドを塗布し、もう1枚の革で挟み込んで接着します。

ボンドが乾燥してから適当な大きさに裁断します。

中の靴べらのヘリに沿って菱目打ちで縫い穴を空けます。

白い麻糸を使って縫います。

ステッチから3mm幅をとって裁断します。ハトメ抜きで上部の穴も空けました。

最後はコバ磨きの作業。ヘリ落としで面取り→サンドスティックで整える→水を塗布→トコノールを塗布→プレススリッカーで磨きます。
携帯用レザーシューホーン完成!

というわけで格好いいレザーシューホーンが完成しました!思ってた以上のクオリティ。
革を漉かなかったので靴べらとしては少し厚みがありますが、これはこれで重厚感があってお気に入り。
上部の穴にはボールチェーンなんかもありですが、せっかくなので細い端切れの革を通してみました。

こちらは背面。

そして正面から。細かいシボが高級感を漂わせますね。
最後に

芯を使うので型紙もいらないしとてもお気軽に製作できました。通勤鞄に入れて携帯したいと思います。
次回は同じ要領で、毎日使う自宅用の靴べらを作ります。