二枚目の半裁一枚革を購入
レザーショルダーバッグやマウスパッド、巾着袋にメガネケース等を作ったキャメルの半裁一枚革に続いて、二枚目の半裁一枚革を購入しました。前回同様、今回も大国町にあるレザーショップ山内商事さんで購入。
キャメルの革はまだまだ残ってるんですが、甥っ子と姪っ子がもう少し大きくなったらポシェットなんかを作ってあげたいし、他にも道具入れや小物等が作れそうなのでとりあえずストックしときます。
今回購入したのはヌメシュリンクの黒です。203デシで17,000円程。しなやかで厚みがあり、銀面のシボがいい感じに高級感を醸し出しているお気に入りの革です。
今後この革で一眼レフに付けるカメラストラップと、毎日の通勤に使うビジネスバッグを作ろうと考えています。
パスケース製作開始
とりあえず今回は電車通勤の必需品、パスケースの製作を行っていきます。
現在実際に使っているパスケースを参考にしながら自分で型紙を作成しました。
三枚のパーツを切り出しました。一番左が本体、右の二枚が穴の空いた部分のパーツになります。
この三枚のパーツを重ねるとかなり厚みが出てしまうので、この二枚を漉いて少し薄くしていきます。
革を漉くには専用の道具があるんですが、僕はまだ持ってないのでこの別たちという道具を使って漉いていきます。
ある程度漉いたら床面にトコノールを塗ってプレススリッカーでツルツルに磨きます。
50号のハトメ抜きで二つ穴を開けます。
別たちで裁断し二つの穴を繋げました。
両面テープを貼り付け、
三枚のパーツを接着します。
菱目打ちで縫い穴を空けていきます。
手縫いしていきます。ステッチは同じ黒を選択しました。
手縫い完了。
コバがボコボコなのでヤスリを使って綺麗に整えます。
トコノールを塗ってコバをひたすら磨きます。
レザーパスケース完成!
というわけで完成です! 我ながら格好いいパスケースが出来ました!
早速定期券を入れてみました。
出し入れもスムーズ。(ピタパは出し入れする必要はないのだけど…)
でもかなり厚みが出てしまいましたね…。もう少し漉けばよかったかな。近鉄用の定期券と地下鉄用のピタパを一つにまとめれたらパスケースも薄く出来るのになぁ。
写真ではコバが汚らしい感じに見えますが実物はそうでもなく、重厚感のある綺麗なコバで気に入っています。
レザーパスケースの型紙配布
自作の型紙です。A4原寸で出力して使用して下さい。
最後に
右は5年間使ってきたホワイトコックスのパスケースです。うん、やっぱり厚い(笑)
というわけで今回はパスケースの製作風景をお送りいしました。次回はカメラストラップを作ります!