レザークラフトを始めたての頃に作った、このバネ口金レザーメガネケース。

レザークラフトの師匠にお借りした型紙を使わせてもらい製作したけど、個人的にはもう少し小さくてスマートなケースが欲しくて、いつか自分で型紙を作ってリベンジしたいと思ってました。
そんな中、先日コメントで「老眼鏡を使い始めた母にプレゼントしたいので、よかったら型紙を公開してほしい!」という嬉しいリクエストが。
お母様のためにもやるっきゃないということで、今回はバネ口金レザーメガネケース改を製作します!
材料の革はアリゾナのリスシオ。厚さ約2mm。
バネ口金はこちらの幅1cm×長さ10cmのもの。
バネ口金レザーメガネケース改製作開始!
型紙を使って革からパーツを切り出します。
床面にトコノールを塗布して床処理します。
先端4mmをヤスリで荒らします。
荒らした部分にボンドを塗布します。
内側に折り曲げ、接着させます。
ディバイダーで4mmのガイドラインを引きます。
菱目打ちで縫い穴を空けます。
手縫いします。今回はビニモMBTの1番手 ベージュを使用。
縁から4mmの部分をヤスリで荒らします。
折り曲げて圧着ローラーでしっかりと接着させます。
今回はしなかったけど、この時こういった二重カンやDカンを挟み込むのもいいですね。
縁から4mmのガイドラインを引きます。
菱目打ちで縫い穴を空けていきます。
手縫いしました。
へり落としで面取りし、ヤスリで整えます。
トコノールでコバ磨きします。
しまった、先端の部分は縫う前にやっとくべきだった…。
最後にバネ口金を通します。
バネ口金の先端をケースの口に差し込んでいきます。
先端が出たらしっかりと固定し、ピンをハンマーで打ち込みます。
バネ口金レザーメガネケースの完成!
完成しました!
手に持ったサイズ感はこんな感じ。
前回作ったものと比べるとこれだけスマートになりました。
それでは実際にマイメガネを入れてみましょう。
口の両端に力を入れるとバネによって開閉します。
しっかり収まりました。
ちょっとキツキツな感じもするけど、今後革が柔らかくなったらちょうどよくなるかな。
厚さ1.5mmぐらいの革で作るのがベストだったかも。
手に持つとこんな感じ。
バネ口金レザーメガネケース改の型紙公開
プリンターでA4原寸サイズで出力して使ってください。
⇒バネ口金レザーメガネケースの型紙(PDF)をダウンロードする
最後に
前回より少しスマートになり、小さいボディバッグなんかにも収まりやすくなりました!
クオリティもかなり上がっと思うけど、まだまだ細かいミスが多いので、今後革製品の販売も視野に入れつつ、しっかりスキルを磨いていきたいです!