次第にあたりが暗くなるも雲に覆われて一向に星は見えません。「この世に神はいないのか…」と絶望しながらも少し眠って待つことにしました。
22時ごろ目が覚めて空を眺めると、ついにそこには一面の星空が!
慌ててテントから飛び出し撮影を開始。「あーピントがあってない!」などカメラの設定に手間取りながら、あーでもないこーでもないとカメラをいじってると「ポツ…ポツ…」急に雨が降り出し始めました。この間約5分。
こんなにテンションを上げさせといて5分もしないうちに雨を降らすっていうね…地面に思いっきり叩きつけられた気分ですよ。
「この世に神はいない」
怒りと哀しみを胸にテントの中に撤収し、30分後ふと空を見上げるとそこには再度一面の星空が!
「俺のテンション、もてあそぶやんっ!(ブラマヨ小杉風)」
星空撮影開始
やっと本格的に撮影の開始。町の光害は若干ありますが月もなくまずまずの撮影環境です。
まずはzuiko 17mm f1.8のレンズで撮影します。F値は最小のF1.8、ISOは1600、シャッタースピードはライブバルブ/ライブタイム機能を使いながら約30秒を基本設定としました。
ちなみにこのブログに掲載しているほぼ全ての写真は、マウスオーバーでExif情報が表示されます。ご参考までに。
ずっと愛車と星の写真を撮影したいと思いながらもなかなか実現出来なかったんですが、ようやく撮影出来ました。感無量です。
流れ星も撮れましたよ!
もう少し車体を入れたかったんですが、レンズの画角と手持ちの三脚の構造上これが限界でした。
通りすがりのライダー青年といろいろ星の撮影について語れたのが楽しかったです。
フィッシュアイ BCL-0980でも挑戦
せっかくなんでフィッシュアイボディキャップレンズ BCL-0980も使ってみました。
星空撮影はF値ができるだけ明るいレンズを使うのがセオリーですが、このレンズはF8.0とかなり暗いんですよね。60秒露光してもST250も星もほとんど写りません。
露光中、ヘッドライトを使ってST250に1〜2秒ほど光を当ててみました。
これで100秒ぐらい露光した写真です。ぱっと見わかりませんが、だいぶ星が流れてしまっています。
でもフィッシュアイのおかげでダイナミックな写真が撮れました。
これで2分。このレンズでの星の撮影は十分ありですね。楽しい♪
ISOを上げたかったんですが最大感度が1600になってしまいそれ以上上げれませんでした。どうやらライブバルブ/ライブタイム機能を使うとISO1600から上の感度には設定できないようです。
ライブバルブ/ライブタイム機能はバルブ撮影時にライブビュー画面で仕上がりを確認しながら撮影できるかなり便利な機能なんですが、こんな落とし穴があったとは…OM-D EM-5、まだまだ使いこなせてませんね。
そして
一時間ほど撮影した所でまた雲が出てきて次第に星は見えなくなってしまいました。メルヘンの丘でも撮影したかったのでテントの中で寝て起きてを数回繰り返して空を確認したんですが、もう星が見えることはありませんでした。
そこは少し残念でしたがなかなか充実感に包まれた夜になりました。




