You TubeにおけるBlenderのチュートリアル動画で世界一有名な動画、『Blender Guru』のドーナツ。(Ver2.8)
Level1からLevel4まで全24回にわたって、ドーナツやコーヒーカップ、背景などを制作し、その過程でモデリング、スカルプト、テクスチャペイント、シェーディングなどのBlenderの様々な機能を覚えることができるという、とても計算された素晴らしいチュートリアル動画なのです。
「初心者がBlenderを始めるならまずはこのドーナツ」とまで言われています。
というわけで今回はこのドーナツ作りに挑戦します!
Level1 ドーナツのモデリング
まずはトーラスを配置。
プロポーショナル編集でドーナツに歪ませ、別オブジェクトとして切り離した上部を、ドーナツのアイシングの部分としてモデリングしていきます。
スカルプトでドーナツのセンターを少し凹ませたり、アイシングのドリップ部分に少し肉付けすることで一気にリアルになりました。これは楽しい。
試しにレンダリングしてみましょう。
あれ?
どうやらスカルプトの時、アイシングを盛るはずが逆に削ってしまったのかも。まぁ失敗したおかげでもう一度復習しながら作れるってもんよ。
しかしその後も失敗が続く。しかも作るたびに違う仕上がりになる。
5回目の失敗で挫折が頭をよぎるが、ここで動画を日本語へ自動翻訳、再生速度を0.5倍に設定してみることに。
するといくつかの工程をすっ飛ばしていたことにようやく気づき、なんとかアイシングを上手く塗ることができました。
自動翻訳なのでガバガバ翻訳だけど、ないよりは断然理解が深まりました。
Level2 ドーナツをよりリアルに仕上げる
パーティクルを使って、アイシングにチョコスプレーをまぶしました。
これは今後作ろうと思ってたたこ焼きに、青のりと鰹節をまぶす時に使おう。
テクスチャペイントとシェーディングの途中まで進めました。
ただ途中のアドオンのショートカットが、バージョンの違いなのかOSの違いなのか解説と違っていたり、0.5倍速で見ているのにも関わらず、ノードをつなげていく過程が追えない。何度も何度も早戻しや一時停止を繰り返しながらくらいつく。
しかし聴いてもわからない、見てもわからない、何をしているのかすらわからない状況に陥り、ここで諦めることにしました。
Level3 コーヒーカップのモデリング
ドーナツは諦めたけどチュートリアルは続きます。
配置した参照画像をもとにコーヒーカップをモデリング。この手法を使えば作れるものがかなり広がりますね!
ただ結果的にこのコーヒーカップも失敗しました。取っ手を上手くブリッジできなかったり、中身のコーヒーも解説とは程遠い仕上がりになりました。
そろそろBlenderが嫌いになりそうなので、潔くここで諦めます!ドーナツチュートリアル、これにて完了です!!!
完成
というわけで美味しそうなドーナツが完成しました!
わからずにスルーしたり、失敗した箇所も多いけど、これが今の僕の精一杯。
むしろ初心者でもここまで作れたなんてすごく嬉しいです。
ドーナツの質感はアップで見るとやっぱり違和感がありますね。すごく硬そう。
ドーナツ食べたくなってきた…
最後に
今回学ばせてもらったBlender Guruのドーナツチュートリアルですが、学べることがすごく多かったし、大勢の人々から支持されるのも納得の動画でした。
ただ初心者が一番最初に触れるのは難易度が高すぎると思う。単純に考えて、英語ができない人間が英語のチュートリアルで勉強すること自体、無理があるんじゃないだろうか。たとえ翻訳機能を使ったとしても。(もちろん英語が堪能なら問題なし)
ましてやMac使いはただでさえショートカットが微妙に違うので、日本語のチュートリアルでも若干苦労するのに。
危うくBlender挫折するとこだったわ…。
今は日本語のチュートリアル動画もかなり充実しているので、そういったYou Tube動画や、udemy、Colosoなどの有料講座、教本なんかで勉強したほうがいい気がする。
ただこのチュートリアルから学べることはまだまだあると思うので、もう少し基本操作、ノード、マテリアル辺りのスキルを身に着けたら再チャレンジしてみます。