約7年間使用したiMacが故障した話

iMac、逝く…

そろそろ2月も終りを迎えるある日の朝、いつものようにスリープ状態にしてあるiMacを起動しようとしたところ、なぜか電源が切れている。

「あれ？昨日電源消したっけ？」と、若干違和感を感じながらも電源ボタンを押す。

が、黒い画面にAppleのロゴが浮かんだ画面になり、しばらくするとまた電源が切れてしまう。何度やっても同じ。OSが立ち上がらない。

電源コードを外して放電、Smcリセット、Pramリセット、セーフブートモードなど自分なりに色々と試してみるも改善できず。これはまいった。

もう古い機体なので、Apple Storeではなく近くのパソコン修理のお店に問い合わせてみると、症状から推測するにおそらくHDD障害の可能性が高いとのこと。

そしてiMacは普通のパソコンと違い一体型なので、分解するだけでも税別20,000円、データ復旧やHDD交換になると30,000円は超える。修理不要で外部からデータだけ救出する場合でも税別25,000円以上はかかるとのこと。

そこに診断料も上乗せされるし、修理屋に持ち込むにしても発送するにしても大きすぎて大変。バイクの後ろに積むか、タクシー呼ぶか。

一体型でデザインが素晴らしいiMacだけど、こういったデメリットもあるのか…

 

バックアップの確認

家族のMacBookを借りて、iMacに繋げていた外付けハードディスクの中身を確認してみると、2021年中頃までの写真データはバックアップが取れていた。これは本当にナイス自分！

これなら別に高い金額を払ってiMacを修理する必要はないのかもしれない。そろそろ寿命が近かったし、もともと今年買い替えるつもりだったし。

少しの期間の写真は失うが、家族写真はiCloudで同期しているし、それ以外に大した写真は撮ってないしね。

デザインの制作物、素材、フォントなども大体バックアップは取れているし、メールやWEBブラウザもクラウドを同期すればいいだけだし、Adobeなどのアプリも再ダウンロードすればいい。

失うのが若干痛いのが、最近始めてたくさん作ったボクセルアート作品、レザークラフトの型紙、一部のデザイン制作物ぐらいかな。

というわけで今回は修理はしないことにしました。

いや〜、写真のバックアップが取れていたのはかなり大きいですね。これができていなかったら、何が何でも修理してデータ復元に尽力してました。

今後はこういったもしものため、Macに搭載されているバックアップ機能『Time Machine』も積極的に使っていこうと思います。

 

新しいiMacに買い換えよう

新しく買い替えるiMacには、修理に回すはずだったお金でメモリやストレージを大幅アップさせることにしましょう。盛るぜ〜。

ただここで問題が…

2022年2月時点、iMacのラインナップが、27インチiMac（intel）と、24インチiMac（M1）しかない。

27インチのディスプレイに慣れてしまったら、24インチなんて考えられない。かといってもう先のないintel版を買うのはもっと考えられない…あれっ…詰んだ？

いや、約1週間後の3月9日にAppleのイベントが開催され、そこで新製品が発表される。

そう、きっとM1チップを搭載した27インチiMacが発表されるはず！

僅かな望みにかけ1週間のパソコンなし生活を送るも、そこで発表されたのはMac StudioとStudio Displayいう、あまりにも高性能かつ高価格な代物だった。さすがにこんな化け物スペックなパソコンは宝の持ち腐れすぎる…

同時にiMacの製品ラインナップから27インチがひっそりと姿を消し、24インチのみの扱いとなった。こんなに待ったのに状況が悪化しとるやないかーい！！！

…買うしかない、24インチiMacを。24インチといっても、きっとそこまで小さいわけでもないしね。

色はシルバー、メモリは16GB、ストレージはSSDの512GB、キーボードはテンキー付き。AppleCareはいらない。

総額224,800円。バッグ（カート）に入れて、あとは注文を進めていくだけ。

これで、これで良かったんだ。（本当にいいのかい？）

（これから毎日、そして10年近く使っていく、大きな大きな買い物。ここで妥協したらきっと後悔するんじゃないのかい？）

…そうだ、そうだよ！本当にこれでいいのか？まだなにか選択肢があるんじゃないのか？考えろ！思考を止めるな！諦めるな！

27インチのディスプレイとM1チップが搭載されたMac…

あっ…あった！今まで一体型のeMacとiMacしか購入したことがなかったから、全然気づかなかった。

そう、一体型である必要なんてないんだ！Mac本体と27インチのモニターを組み合わせれば解決する話なんだ！

僕が買うべきMac、それは…

 

Mac mini（M1）！

つづく