DMMの3Dプリントサービスを利用して、当ブログのマスコットキャラクター『トレジロウ』のオリジナルフィギュアを制作しようということで、前回はMagicaVoxelでのモデリングまでお送りしました。

今回はついに後編。フィギュアも無事に完成しました!
ジャーン!!!
やっと、やっと会えたねトレジロウ!!!(感涙)
DMMに3Dデータを送るまで
これがなかなか苦戦しました…
MagicaVoxelでの1ボクセルは1mm。
のはずが僕の環境の場合、1ボクセル=0.1mmでした。MagicaVoxelのバージョンが変わってるからなのかな?
なので縦45ボクセルのデータをそのままDMMに送ったら縦0.45mmということで造形不可となりました。
あと他ブログなどで、3Dデータの形式は『ply』が推奨されていましたが、その形式だとDMMに送ったときになぜか色が消えてしまう。
こうしたことが原因でDMMに送ったデータは5回連続で造形不可と診断され心が折れそうになりました。
色々と試行錯誤した最終的な工程は、
- MagicaVoxelで『obj』形式でエクスポート。
- MeshLabというフリーソフトでインポートし、縦0.4mmから60mmにするため全体を13倍の大きさにする。
- MeshLabで『obj』形式でエクスポート。
- 『obj』+『mtl』+『png』データをフォルダに圧縮しDMMへ
こうして6回目でようやく造形可能なデータとなりました。DMMの中の人には申し訳ない気持ちでいっぱいです…汗。
そして大きさを変更したMeshLabの使い方は、こちらのブログの記事を参考にさせてもらいました。
MagicaVoxelでモデリングしたモデルをDMM.makeで正しい色で3Dプリントする方法
助かりました本当に。
こちらがDMMの画面。
X:31.2mm×Y:58.5mm×Z:28.6mm
素材はフルカラープラスチックでお値段8,936円。
…た、たた、安い!!!このお値段で世界に一つだけのオリジナルフィギュアが完成するなら安いもんですよね。
1月6日に発注し、1週間後の13日に届きました。
「はじめまして、僕トレジロウです!」
抜群の安定感。土台がなくてもしっかりと自立してくれます。
色の再現も完璧です。(ジャケットの色目は前編時より修正しています。)
表面は積層痕がすごく目立ちます。
表面加工や塗装加工もされてないので、既製品のフィギュアと比べてしまうとどうしても見劣りしてしまいますが、これはもう割り切るしかないですね。
そんなことは気にならないぐらい、めちゃくちゃ気に入ってます。
漢の背中。
中トロ(握り寿司)と並べてみました。理想のサイズ感です。
最後に
約10年前に始まったマスコットキャラクター『トレジロウ』のオリジナルフィギュア制作計画。
MagicaVoxelとDMMの3Dプリントサービスのおかげで無事完成となりました!
最高です。手に持ってニヤニヤと眺めています。
外に持ち出して写真撮影の被写体にするのが目的だったけど、なんかもったいなくなってきましたね。大切に飾っておこうかな。
皆さんも世界の一つだけのオリジナルフィギュアを作ってみてはいかがですか?