コロナ禍の自粛生活でしばらくご無沙汰でしたが、3年ぶりに山に登ってきした!
今回登ったのは大阪府高槻市と京都市にまたがる『ポンポン山』です。
このふざけたユニークな名称の由来は、山頂で四股を踏むと「ポンポン」と音がするからだそう。ほんまいかいな(あっ!四股踏むの忘れてた!)
小さい頃、親戚のおじさんに「あの見えてる山はポンポン山って名前やで」と教えられたとき、「そんな変な名前なわけないやん(笑)」とその時は信じませんでした。
やがて小学校に入学し、社会の地図帳にちゃんと『ポンポン山』と記載されているのを見て、「ほんまにポンポン山って名前なんや!」と驚いたちょっとした思い出があります。
そう、僕は高槻生まれ高槻育ちなので、いってみれば地元の山。小学生になる前から存在を知っていた山。いつか登ろうと思っていた山なのです!(遠足なんかでも登ったことなし)
原立石バス停よりスタート
朝の4時ごろに目が覚めてしまい、二度寝もできそうになかったので、予定を一時間近く前倒しし、まだ真っ暗な5時45分に家を出発。
電車を乗り継ぎJR高槻駅から始発のバスに乗り、6時50分ごろ原立石バス停で下車。
この辺りはどぶろくの特区として認定されているということで、酒樽をモチーフとしたバス停になっております。
まずはここから神峯山寺まで歩きます。神峯山寺口というバス停もありますが、あえて少し手前の原立石にしました。
基本的に東海自然歩道を歩くコースとなります。
右側の細い舗装林道へ進みます。
この日は平日(有休)。登山客はいないものの、多くの地元のご年配の方々がウォーキングされていました。
めっちゃのどかだなぁ。
この辺りは高槻市の北部。僕が生まれ育ったのは高槻市の南部なので、地元と言っても懐かしい感じはありません。
牛地蔵の鳥居をくぐります。
重い荷物を運んで行き来した牛を供養するために祀られているのだとか。頑張ったんだな牛よ。
竹林沿いを歩きます。
神峯山寺の駐車場の前に現れたのが、勧請掛。
縄に樒を結びつけたもので、聖地との境界を意味しているのだとか。要は結界ですね。
紅葉もいい具合に染まっていました。
こういう背景が黒い紅葉写真好き。
神峯山寺
7時15分 神峯山寺(かぶさんじ)の山門に到着しました。
ここはスルーもできますが、せっかくなので寄っていきましょう。
この神峯山寺は1300年以上の歴史を持ち、毘沙門天最初の出現地とされ、新西国霊場、神仏霊場巡拝の道、役行者霊蹟礼所の3つの巡礼礼所に選定されているとのこと。
境内は大阪府立北摂自然公園に属し、大阪みどりの百選にも選定されています。
境内にはカエデやイチョウが約500本植えられていて、紅葉の隠れ名所としても知られているそうです。
本堂へ続く参道の紅葉がとても美しい。
十分見頃ですが、3日〜4日ぐらい前に来るのがベストだったかなぁ。
花梨の実。木から落ちてくるので頭上注意とのこと。
神峯山寺の本堂。
ようやく太陽が顔を出してきた。
歴史がありそうな大樹。
苔
7時30分 神峯山寺をあとにします。来てよかった。
神峯山寺を出て右のコースへ進みます。次に目指すのは本山寺。
しばらくコンクリートの舗装道が続きます。しかも急勾配で結構キツイ。
結果的に次に訪れる本山寺を過ぎるまではずっと舗装道でした。
ここはバイクで走っても楽しそう!

さらに進むとバイクの駐車場がありました。
ここまでバイクで来て、山頂までトレッキングというのもありですね。
分岐点。本山寺の奥からもポンポン山へのコースに合流できるので左へ進みます。
本山寺の勧請掛けです。
先程の神峯山寺のものより立派に見えます。
不謹慎かもしれないけど、これを見てるとホラー映画の『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』を思い出してちょっと怖い…。
本山寺はもう目の前!というところですが今回はここまで。
今回は3年ぶりの登山、3つのお寺巡り、そして新カメラ OM-D E-M5 Mark iiiを使った初めての登山ということもあり、今まで以上にたくさんの写真を撮ってきました。
載せたい写真がいっぱいなので、前編・中編・後編の3つに分けてお送りします。
というわけで中編へ続く。
