自転車乗りの必要不可欠アイテム、アンクルバンド(裾バンド)
チェーンカバーがついてない自転車だと、パンツの右足の裾がギアに巻き込まれて汚れたり最悪破れたりする危険性があります。
こういった事態を防ぐためにパンツの裾に巻く、アンクルバンド、裾バンド、裾留めバンド等と呼ばれるアイテムが重宝します。
僕も先日GIOSのミグノンを買いに行った際、この裾バンドを用意してなかったため何度か裾がチェーンに当たってヒヤッとしました。
裾バンドなんて100円ショップで買えるようなものですが、せっかくなのでレザークラフトで製作したいと思います。
革は黒のヌメシュリンク。ベルトやギボシで固定するタイプも考えましたが、今回はマジックテープで着脱できるタイプを作ります。
失敗作
いきなりですがこちらは失敗作です。失敗作のため製作工程は省略。
用意したこのマジックテープは裏面が接着シートになっているので初めはすごく便利だと思ったんですが、テープの縁を手縫いで革と縫い合わせる際、この粘着シートが厚くて針が全く通りませんでした。
また2枚の革を縫い合わせましたが、バンドにこんな厚みはいりませんでしたね。革1枚で充分です。
せっかくここまで作ったけど新たに作り直しです。
製作開始!
革を横37.5cm×縦2.8cm寸法で切り出します。
外周3mmに位置に菱目打ちで縫い穴を空けます。
今回用意したマジックテープは、粘着シートの付いてない縫製取り付けタイプを選びました。
マジックテープをそれぞれ半分に裁断し、バンドの両端に両面テープで接着します。
手縫いしていきます。黒の革に焦茶のスムース糸が最近のお気に入り。
ヘリ落としで面取りし、コバニ水を塗布、さらにトコノールを塗布しプレススリッカーで磨きをします。
レザーアンクルバンド完成!
シンプルなレザーアンクルバンドが完成しました!
傷も味です。
縫い合わせたマジックテープ。粘着シートが付いてないのに結構硬くて苦労しました。
2枚の縫い合わせをやめて1枚にしたのは大正解でした。
しなやかで丈夫な革は、アンクルバンドの素材として抜群にマッチしてるんじゃないでしょうか。
最後に
近々自転車でのポタリングで使ってみたいと思います!
自転車という趣味を再開したことで、レザークラフトでも新たな広がりが生まれましたね。近々自転車に取り付けるサドルバッグも作りたいです。
実際にポタリングで使用してみました!