レザークラフトでモノづくりをしていると出てくるのがこの端切れ。箱の中にいっぱい溜まってきました。今回はこの端切れを使ってレザーブレスレットを作ります。
ブレスレットを作ろうと思ったのは、何かレザークラフトに携わっている人間の証のような、肌に身につけられる装飾品が欲しかったからです。
ブレスレットといっても、三つ編みやマジック編み、石やシルバーのアクセサリーを付けたり多種多様なタイプがありますが、僕は超シンプルな2連タイプのブレスレットを作ります。
材料はショルダーバッグを作った時に出たこの紐状の端切れと、ブレスレット用の6mm幅のバックル(130円)を使います。端切れでも極めが細かくてとても良質な部分です。
製作開始!
6mm幅に切ります。全長はある程度完成し実際に装着してみてから決めます。
トコノールでコバを磨きます。
バックルを通す方の端を、別たちで漉いて薄くします。
バックル用の穴を空けます。
バックルに通し、ボンドで接着します。
実際に手首に装着しながら穴の位置を決め、3つ空けました。先端部分はこの様にカット。最終的な長さは395mmになりました。
2連レザーブレスレット完成!
というわけで完成です!
よく見ると、ショルダーバッグを作った時の銀ペンのケガキ線の後がうっすら付いている部分もあるんですが、味ということであえて残しました。
早速手首に装着してみました。位置的にはこの様に腕時計の手前側に落ち着くよう調整しています。(時計の革バンドは夏にメタルに戻しました。)
シンプルでいい感じ!
しかしバックルの部分がかなり厚くなってしまいました。どうやら漉きが足らなかったようです…。やり直し。
別たちでもう一度バックルの部分を、約半分程の厚さまで漉きます。
まだ気持ち厚い気もしますが、だいぶましになったんじゃないでしょうか。何回かやり直しをしたこともあって、思ってたより時間がかかりましたが、これで本当に完成です!
濃紺ジーンズ、レッドウィングのブーツといったアメカジファッションとの相性もきっと良いはず。休日のお出かけの際にはこいつを身に着けてお洒落したいと思います!