OLYMPUSのフィッシュアイ ボディキャップレンズ BCL-0980を購入してから約1年が経ちました。
今回は気軽に魚眼撮影が楽しめるこのレンズの魅力について語りたいと思います。
BCL-0980の機能
焦点距離9mm(35mm版換算18mm)、F8.0固定のフィッシュアイレンズです。AF機能は無し。レンズバリア兼用のMFレバーにより、ワンタッチ切り替えでパンフォーカス撮影と20cmまでの近接撮影を楽しめます。
F値が固定、AFもないレンズなんて初めて使ったんですが、余計なことを考えなくていいので潔くバンバン撮影できます。
BCL-0980大きさ
OM-D E-M5にBCL-0980を取り付けた写真です。
かなりコンパクトですよね!ボディキャップレンズということもあり厚さはわずか12.8mmと超薄型サイズです。カメラにつけていても全く重さを感じません。
トロ(にぎり寿司)と比較してもその小ささはわかってもらえるかと思います。
BCL-0980の価格
なんといってもこのBCL-0980、2015年3月現在、8,226円(税込)というとても安価で購入できます。
魚眼レンズって一度は使ってみたいけど値段が高くてなかなか購入にはいたらなかったんですが、このレンズでお手軽に魚眼デビューが出来ました。
BCL-0980の作例写真
ここでは実際に僕がBCL-0980を使って撮影した写真をいくつか紹介します。
広い空と美しいツツジの群生、そしてそれを思い思いに楽しむ登山者たちの写真です。ただツツジを写すだけじゃなく、広い空と大勢の登山者たちを一緒に写せるので、登山の楽しさや開放感を表現できました。
愛車と遠くまで続く山道をセットで撮影。バイク旅って感じがしてワクワクしますね。ミラーに反射した青空もポイントです。普通のレンズでこの広い景色を撮ろうと思ったらバイクはまず入りません。さすがフィッシュアイ。
こちらも愛車をフレームの中で大きくメインにしながら景色も十分に撮影できます。また強力な遠近感のお陰で愛車の迫力が増して格好いいです。ツーリングレンズとして逸品ですね。
空と海と愛車と灯台と草原。一度に多くの要素を写真に収めることが出来ます。湾曲した海面がまさに魚眼って感じ。
金勝アルプスの天狗岩より
見てくださいこの大パノラマ!
接写で撮影したうさぎの鼻デカ写真です。F8.0固定なので室内で動き回る動物を撮ろうと思ったらISOをかなりあげないといけないので少し厳しいです。
今度は野外で撮影した食事中の羊です。普通のレンズとは一味違った動物写真を撮ることが出来ます。
こんな感じで撮るツーリング写真も面白いですね。空が青かったらなぁ〜
北海道フレペの滝。圧倒的迫力。
網走のキャンプ場で星撮りにも挑戦。愛車を写しこんでみました。
こちらは大台ヶ原にて。RAWで撮影したものをそのまま現像したものです。ここからパラメーターをいじって現像すると…
なかなかいい感じの天体写真に仕上がりました。
こちらも同じように現像したものです。まぁRAW現像有りきで、ブログに乗せる程度の天体写真ならなんとか撮れますね。
船上から眺める夕焼け
御在所岳にて。仲間と集合写真を撮る時、雄大な景色も一緒に写せるので大変便利ですね。
香嵐渓より。
伊吹山にて。やっぱり登山との相性も抜群ですね。
夕暮れ
最後に
景色を撮るのはもちろんの事、自分の自転車やバイクを景色と一緒に撮影したい時なんかに絶大な効果を発揮すると思います。個人的には最強のツーリングレンズと思っています。
注意として、レンズが薄すぎてカメラを構えた時取っ掛かりがないので持ち方に気を使う必要があります。じゃないと写真に指が入ってしまいます。(初めて使った時ほとんどの写真に指が入ってました(笑))
とにかく安い・軽い・楽しいにつきます。この性能、この価格でここまで楽しめたら十分です。
マイクロフォーサーズ機を使ってる全ての方に是非オススメしたいレンズです!