今回はiPhone 8のスマホケースを作った時に買った赤のアリゾナ革を使って、実家の鍵に付けるキーホルダーとキーカバーを製作します。これもスマホケース同様、母へのプレゼントです。
製作開始
自作の型紙を革に合わせて、銀ペンでケガキ線を引きます。
ケガキ線に沿って裁断します。
革をキーリングに通し、中央部分を避けてボンドを塗布します。
圧着ローラーでしっかりと圧着します。
菱目打ちで縫い穴を空けます。
赤い蝋引き糸で縫います。
ヘリ落としで面取りし、サンドスティックでコバを整えます。
コバに水を塗り、その後トコノールを塗ってプレススリッカーで磨きます。
最後に補強とアクセントを兼ねてカシメを打ち込みました。
続いてキーカバー。家の玄関は鍵穴が二つあるのでキーカバーも二つ。どの鍵か見分けがつくように赤とキャメルの二色で作ります。
前回作った時より若干サイズを大きくしていますが、ほとんど一緒なので製作工程は省略しますね。
というわで完成しました。実際に鍵に取り付けてみましょう!
しずく型レザーキーホルダー&キーカバー完成!
ポケットや鞄の中でかさばらないよう少し小ぶりなサイズに作ったんですが、これがまた手の中にすっぽり収まる絶妙なサイズ感。落ち着いた色合いも良いですね。
ただキーリングとキーカバーを接続する小さい丸カンを用意してなかったので、また後日買って取り付けたいと思います。
しずく型のキーホルダーはかなり簡単に作れるしレザークラフトの基本が詰まってるので、「レザークラフトを始めたい」という方の最初の製作物としていいんじゃないでしょうか。オススメです。
〈追記〉
丸カンを取り付けました。
最後に
最近レザークラフトで作ってみたいものがどんどん溢れてきます。作ってないものはまだまだある!とりあえず今作ろうと思ってるのは、
長い靴べら、カードケース、バイク用コンチョ付きキーホルダー、ペンケース、トレイ、バイク用サドルバッグ、自転車用フレームバッグ、四星球を入れる巾着の2つ目、ミニチュアブーツ ですね。
正直ここまでハマると思ってなかったレザークラフトですが、これからもレザークラフトの楽しさを写真とともに発信し伝えていきたいと思います。