霧氷の花咲く関西のマッターホルン 高見山に登ってきた

霧氷の花咲く関西のマッターホルン 高見山に登ってきた

2度目の雪山へ

先日の金剛山に続いて、早速雪山に登ってきました。今回は久しぶりの単独行です。

買ってからとても重宝している本「関西の山ベスト100」を読んでいると、奈良県に初級向けの雪山を発見。奈良と三重県の県境にそびえる標高1,248m、「関西のマッターホルン」という愛称で呼ばれる三角錐の鋭鋒、高見山です。

厳冬期の今のシーズンはハイカーで大混雑し、山頂は全て人で埋もれるほど人気の山なんだとか。アクセスはバスの便数がかなり少ないんですが、1月中旬から3月頃には近鉄大阪線榛原駅から「霧氷号」という臨時バスが運行されるようです。

これはぜひ登ってみたい!せっかくなので平日に有給をとって行くことにしました。週間天気予報を見て青空が期待できる木曜に決行。下山してすぐ近くにあるたかすみ温泉が木曜定休日だったんですが今回は青空を優先します。しかし前日の夜思いもよらないハプニングが…

霧氷バスは土日祝日に運行\(^o^)/

他の山にしようかとも考えたんですが、どうしても高見山に行ってみたいので慌てて他の方法を模索することに。

 

高見山への平日のアクセス方法を考える

榛原駅から奈良交通バス(南口4番のりば)で鷲家へ到着するのが一番早くて9時52分

そこから東吉野村が運営しているコミュニティバスに乗れば高見登山口まで行けるんですが、次にそのバスが来るのが11時43分とかなり時間が空いてしまいます。

マイカーでたかすみ温泉の駐車場に停めてピストンする方法は、道路の凍結が恐いのでまず却下です。

コミュニティバスを複数台乗り継げば行けるみたいな内容のブログ記事もあったんですが、もうあれこれ考えるのが面倒になったので、鷲家から高見登山口まで徒歩で目指すことにしました。これが一番手っ取り早い!

 

高見登山口を目指して

10時 近鉄大阪線榛原駅からバスに乗って鷲家に到着しました。他の登山者は一人もいません。

高見登山口に向けて意気揚々と歩き始めたんですが、15分ほど歩いた時になんと真逆の方角へ歩いていたことが発覚。慌ててもと来た道を引き返すことに。

10時30分 いきなり30分も無駄に歩いてしまいましたが、気を取り直して高見登山口を目指します。

 

さすが「関西のマッターホルン」というだけあって、一目でわかる鋭角っぷり。

そしてこの時点で気温のせいかiPhoneの電源が落ちて使い物にならなくなりました\(^o^)/

今回腕時計を付けてきてなかったので時間の確認やグーグルマップももう使えません。緊急の時電話も出来ません。これはかなり痛かったんですが、時間を知りたい時にはカメラで写真を撮って、それをプレビューして撮影時間を見るという方法でなんとか事なきを得ました。

まだ登山口にもついてないのにこのグダグダ感…

 

道中は雪だらけ。

 

犬は喜び庭駆け回り。

 

11時50分 ようやく高見山登山口へ到着。鷲尾から登山口まで徒歩で1時間20分です。

僕は30分無駄に歩いているので、この時点ですでに2時間近く歩いています。結構辛い…

 

ようやく登山開始!

11時55分 登山届に記入し、アイゼンを装着して、民家の横にある登山口から山頂を目指します。

 

謎の風習。

 

快晴!

 

去年の熊野古道を思い出す。

 

人っ子一人見当たりませんが、先に登った人の足跡があるので安心。

 

この辺りでやっと対向の登山者とスレ違いました。

 

静寂。

 

12時40分 小峠に到着。ここで少し休憩します。

本来ここで鳥居の下をくぐるルートで登るはずだったんですが、鳥居の下に道があるのをつい見落としてしまいました。

 

鳥居の前の大きな道を進みます。

 

しばらく歩くと明らかにおかしな道に出たとすぐにわかりました。でも途中に分岐なんてなかったし…(鳥居の下!)

そこは車が通れる道で、何台かの車が上から下りてきてたので、この道の上にはなにかがある、大丈夫、間違っていないと自分を信じて進みます。(間違ってた)

 

13時 駐車場や公衆トイレがある広場に到着。

ここでベテラン登山者さんに話を聞いてみると、ここは高見峠という場所、そしてようやく自分が鳥居の下の道を見落としていたことに気付きました。ガイドブックにも鳥居の下をくぐるってちゃんと書いていました…

 

しかし、本来想定していた登山ルートは

高見登山口→小峠→平野分岐→山頂→平野分岐→下平野 と、平野分岐と山頂間をピストンすることになるんですが、間違って高見峠まで来たおかげで、

高見登山口→小峠→高見峠→山頂→平野分岐→下平野 と、同じ道を通らなくて済むので、結果的にベストなルートで登れました。よかったよかった。

というわけでこの鳥居をくぐり山頂を目指します。

 

急勾配のウネウネした道をひたすら登ります。深い積雪に足を取られて結構ハードです。

 

青空と霧氷のコントラスト。

 

三峰山方面。見晴らし抜群!

 

道を間違ったからこの景色を見れたのです。

 

山頂はまだ遠い…

 

ふくらはぎがつりそう…頼む、山頂までもってくれ!

 

…あっ!あの祠は!!!

 

14時 ついに山頂に到着!ものすごい達成感です! 山頂までの所要時間は2時間でした。

 

昼食はカップラーメン。コンロは貸出中なのでサーモスの水筒にお湯を入れてきたんですが温度が低く麺が戻らない(笑)。でも美味しかったです。

 

山頂はマッターホルンというだけあってかなり狭いです。休日は人で凄いことになりそう。

 

14時15分 もう少し長居する予定だったんですが、とにかく風が冷たく思ってた以上に寒いので、早々に下山開始します。

 

霧氷。

 

エビの尻尾。

 

笛吹岩。どこ?

 

揺岩。

 

息子岩。どれ?

 

国見岩。

 

14時40分 平野分岐に到着。

 

レンズに付いた雪が綺麗な丸ボケに。

 

白銀の世界。

 

樹齢700年といわれている高見杉。圧倒的存在感。

 

15時25分 無事下山しました。下山の所要時間は70分。トータルの所要時間は3時間10分。4時間を想定していたのでだいぶ早かったですね。

 

橋を渡り突き当りを左に行けば下平野のバス停、右に行けばたかすみ温泉があります。右に自販機が見えたので飲み物を買いに行き、取り出し口からペットボトルを取り出そうとした時、目の前をさっそうと走り抜けるコミュニティバス…

そう16時53分発のバスに乗る予定だったんですが、予定よりも早く下山出来たので、飲み物を買いに行かなければ一本早い15時30分発のバスに乗れたのです…。

 

極寒の中、1時間20分バスを待ちます。地獄…地獄だ…。

温泉に浸かりたい…すぐそこにたかすみ温泉あるのに…なんで定休日を選んでしまったんだ…。あぁ…

ちなみに僕の後に下りてきた登山客達は全員たかすみ温泉の駐車場に車を停めていたようです。

 

時間をフルに使ってどでかい雪だるまを作るぜ!と思ったけど手袋してても手が冷たいのでこれが限界。

地元のおばあちゃんとお喋りしながら時間を過ごし、ようやくやって来たコミュニティバスに一人乗り込み鷲家へ、鷲家から榛原駅まで戻り帰路につきました。

 

最後に

初めての雪山単独行だった今回。アクセスが悪くバスの本数に限りがあり、またiPhoneが使えないという状況に陥り、常に焦りながら急ぎ気味で駆け抜けた登山となりました。単独行なので常に気を引き締めるというのは正しいかもしれませんが、もう少し心に余裕を持って登りたかったですね。

また今回はルートを間違えたのがたまたまいい方向へ向かいましたが、山で、しかも雪山でルートを間違ってしまったというのは遭難へ繋がる可能性だってありました。この点は大きく反省して今後に活かしたいと思います。

高見山山頂付近から見下ろす山々の眺望はすごく広大で本当に絶景でした。そして鋭鋒ということで、今まで登った山の中で一番山頂にいることを実感できる山でした。

平日はアクセスが悪いですが、休日は臨時バスの霧氷号が運行されているのでぜひこのシーズンに訪れてみて下さい。

まぁトラブルは色々ありましたが、その分いい思い出になりました。暖かくなったら今度はバイクで高見峠までツーリングしたいと思います。そして次こそはたかすみ温泉に入るぞ!

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