レザークラフト

レザーショルダーバッグ製作記 その6 〜ついに完成!〜

最後の作業

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蓋の部分に切込みを入れ、ベルトを差し込み、真鍮のカシメで固定しました。カッターで蓋に切込みを入れる時かなり緊張!

 

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内側はこんな感じになります。

 

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美錠と差込錠のオスを付けた物を2つ作ります。

 

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その美錠に先ほどの蓋のベルトを通して取り付けます。

 

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次は鞄の本体に差込上のメスを取り付けます。

 

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内側はこんな感じ。この作業は結構苦労しました。

 

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取り付け完了!

 

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ショルダー紐を鞄の本体に取り付けます。長さを調節できるようこの様にバックルを固定します。

 

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分厚くて菱目打ちで穴を空けるのも大変。

 

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取り付け完了!

 

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反対側も同じように穴を空けて糸で手縫いしていきます。

 

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ショルダー紐にサイズ調節用の穴を空ければ、ついに…

ついにっ!

 

レザーショルダーバッグ、ついに完成!

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今年の7月から作り始めて、ついにショルダーバッグが完成しました!

うおぉぉぉー! めっちゃ格好いいー!!! 感無量です!

 

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まさかこんなに格好いい鞄に仕上がるなんて正直思っていませんでした。

お店で見かけたら衝動買いするぐらいに格好いいです!

 

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ピカピカと金色に輝く真鍮の金具。この先どんどんくすんでいき、味のある色味に変化していきます。

 

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背面は革にシボが多く、また違った表情を見せてくれます。

 

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端に固定したこの真鍮のバックルでショルダー紐の長さを調節します。

 

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鞄の開閉は真鍮の差込錠で行います。

鞄に入れる荷物の量によって、穴の位置を変えて調節できる仕組みです。

 

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真鍮のカシメ

 

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真鍮の美錠

 

早速肩に掛けてみた

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ショルダー紐がとてもしなやかで、かなり背負いやすいです。サイズ感も大きすぎず小さすぎず丁度いい感じです。

 

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ショルダー紐の長さを調節して、メッセンジャーバッグのようにも使えます。

もう少し短く背負えてもいいかもしれませんね。ショルダー紐にもう一つ穴を空けようと思います。

 

最後に

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よく見ると失敗も多く、明らかに素人が作ったっていうのがバレバレな鞄ですが、いろんな人の協力で完成することが出来たこの鞄、大切に使っていきたいと思います。

この先永く使っていくことで革はどんどん深みを増して味のある表情に変化していきます。それが今から楽しみで仕方ありません!

この鞄の経年変化はまたブログで報告していきたいと思います!

 

 

こちらの記事もどうぞ

レザーショルダーバッグ製作記 その1 〜型紙からパーツを切り出す〜

レザーショルダーバッグ製作記 その2 〜ショルダー紐・前ポケット〜

レザーショルダーバッグ製作記 その3 〜パーツを縫い合わせる〜

レザーショルダーバッグ製作記 その4 〜ニートフットオイルでオイルアップ〜

レザーショルダーバッグ製作記 その5 〜蓋・内ポケットを縫い付ける〜

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POSTED COMMENT

  1. noble335 より:

    はじめまして
    noble335と申します。
    最近レザークラフトをはじめました。
    小物ばかり作っていたので、ショルダーバッグみたいな大きなものを作ろうと探していたところ、こちらのブログにたどり着きました。
    かっこいいですね。気に入りました!
    参考にさせていただいて、作ってみようと思います。
    そこでお尋ねしたいのですが、底とマチは3枚の革で構成されていますが、1枚でされなかったのは何か理由があるのでしょうか?教えていただければ幸いです。よろしくお願い致します。

    • Ryohei より:

      はじめまして、訪問&コメントありがとうございます!

      お褒めいただきありがとうございます!いいデザインは参考にした鞄のおかげです(笑)
      型紙を作ってくれた友人いわく、永く使えるよう頑丈にするためだそうです。たしかに底があるおかげで全体的にしっかりとしていて、鞄そのものを自立させて置くこともできます。
      デザインの参考にした鞄には底は着いてなかったし、スッキリとしたデザインにするなら一枚で作ってもいいと思います。

      僕自身レザークラフトを初めて一年で、この鞄が初めての大物なのであまり適切なアドバイスは出来ないかもしれませんが、またなにかあればお気軽にご相談下さい。

      • noble335 より:

        お返事ありがとうございました。
        なるほどそういう理由だったんですね。納得です。
        近いうちに材料を集めて作成したいと思います。
        ありがとうございました!

  2. あお より:

    はじめまして。
    レザークラフト初心者です。
    私もミニブーツとかペンケースとかキーホルダーとか小物を作成しておりましたが、
    勇気を出して半裁を買い、バッグに挑戦しようかと思います。

    非常にわかりやすく、非常にかっこよく、このサイトに出会えてよかったです。
    またお邪魔します(^-^)

    • Ryohei より:

      はじめましてこんにちは。訪問&コメントありがとうございます!

      このサイトに出会えてよかったなんて、ブログをやってる人間にとって最大の賛辞!すごく嬉しいです!やっててよかった〜\(^o^)/

      バッグ等の大物製作は大変かと思いますが、出来上がった鞄を見に付けた時の感動はひとしおなので、ぜひ頑張って下さい。

      今後ともよろしくお願いいたします。

  3. yutanko より:

    はじめまして。レザークラフトを始めて数年たちますが、Ryoheiさんのこのページを見て、あのレザーショルダーバッグを作りたいと思いました。”これが作れますよ””的にも説明されており、意欲が湧いてまいりました。しかし、このバッグの型紙はアップされないんですよねぇ。それがとても残念です。商品のレベルですよね。肩にかけられた写真を見ていつか作れたらなと思います。トートバッグまでは作りましたが、前・内ポケット等に不安があり、シンプルなものしか作れません。
    自転車用レザーサドルバッグもバイク用に変えてみようかなとか工程が載っているので参考になりますが、まだ自信がない。

    いろんな型紙がアップされるとうれしいです。よろしくお願いします。

    • Ryohei より:

      初めまして。訪問&コメントありがとうございます!

      そしてショルダーバッグをお褒めいただきありがとうございます。すごく嬉しいです!
      このショルダーバッグの型紙については他の方からも公開して欲しいとコメントを頂いたのですが、

      そもそも僕の物ではないので権限がないこと。それと型紙を作ってくれた友人と一緒に製作することを想定して作られているので結構アバウトで完璧なものではないのです。寸法が間違ってて修正した部分もあるし、内ポケットなんか土壇場で急遽作ったので型紙自体ありません。差込錠の取り付け位置なんかもその場で決め、ショルダー紐の取り付けも型紙から二転三転してて苦肉の策で縫い付けた感じです。

      こういった製作途中での多くの改変は元の型紙に反映されてないので、この型紙を使ってもただ混乱するだけで同じものは作れません。僕でも無理だと思います…汗

      自作したサドルバッグの型紙は公開したいと思ってたんですが、自信満々で作ったにも関わらずなぜか貼り合わせ時の寸法が合わなく、その理由もよくわかってないのが現状でして…。

      この寸法がおかしかった不完全な型紙を安易に公開してしまったら、実際に使用した人から「失敗したから革を弁償しろ!」とも言われかねなく、かなりリスクが高いんですよね。なのでどうしても公開する型紙は失敗の少ない小物になってしまいます。

      もっと色んな型紙を公開できるよう頑張りたいと思いますが、僕自身もまだまだ初心者ということをご理解していただけると幸いです。

      お互い頑張りましょう!

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